ロシア在住の16歳の少年が今月初め、クラブチームサッカーの練習中に雷の直撃を受けた。少年は奇跡的に助かったが、この時のグラウンドの様子を捉えた衝撃的な映像が公開され、『Inside Edition』などが伝えて拡散している。
ロシアの首都モスクワ東部の都市オレホヴォ=ズエヴォで今月4日、サッカーの練習中にアイヴァン・ザボロスキー君(Ivan Zaborovsky、16)が雷の直撃を受けた。ゴールキーパーのアイヴァン君はこの時、チームメートと離れて1人でボールを蹴っていた。
動画ではゴール前でボールを蹴ろうとしているアイヴァン君に雷が落ち、閃光が走ると黒い煙が上がっている。するとその直後、アイヴァン君は顔から倒れて動かなくなり、しばらくするとアントン・バソフさん(Anton Basov)らコーチ2人が駆け寄った。
アントンさんによると、アイヴァン君は当時ネックレスをしており、着用していたジャージの胸の部分が焦げていたそうだ。また2分ほど呼吸が止まり、アントンさんらは心臓マッサージとマウスツーマウスの人工呼吸を施した。そして脈が戻ったことが確認されると、アイヴァン君は病院に搬送され、