成体のゴリラは圧倒的な強さを持っており、ワニを簡単につぶすことができるほどの握力を持っているという。また発達した犬歯に加えて顎の力が強く、噛む力は数値にして1300PSI(1平方インチ当たり1重量ポンドの圧力を示す単位)に達するそうだ。百獣の王と呼ばれるライオンで650PSIであり、ゴリラはライオンの倍に値する噛む力を持つことになる。
そんなゴリラの子どもが子鹿を傷つけたり怯えさせたりしないよう、最大限優しく触れようと試みる姿は、多くの人々の心を打った。この動画は瞬く間に拡散され、コメント欄には「可愛すぎる光景だ」「2匹は良い友達なんだろうな」「心が温まるよ」「ゴリラが子鹿に優しく触れているのがいいよね」「人間は森に棲む生き物から愛を学ぶべきだ」「なんて美しい瞬間」といった声が寄せられた。
凶暴そうに見えるゴリラだが、身の危険を感じなければ今回のようにとても穏やかで、優しい動物であることが分かる。2022年にはアメリカの動物園で、草地から顔を出したグラウンドホッグを優しく撫でる雄ゴリラをカメラが捉え、大きなゴリラが見せたギャップに多くの人が笑顔になっていた。
Baby love 💕
A blissful moment watching the interaction between the gorilla kid & a young deer 😌 pic.twitter.com/g3a1K2WVeQ— Susanta Nanda (@susantananda3) April 21, 2023
画像は『Susanta Nanda 2023年4月20日付Twitter「Baby love」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)