犬が人に寄り添い愛情表現を見せることは知られているが、それはどうやら人に対してだけではないようだ。6月17日、Twitterに「邪魔してごめんね、重要なニュースだ」という言葉とともに投稿されたゴールデンレトリバーとイルカの写真が話題を呼んでいる。
話題になったのは、ゴールデンレトリバーとイルカが仲睦まじく、まるでキスをしているかのような写真だ。その愛らしい姿は「僕のTwitterにもこんなニュースが必要なんだ」、「もし人がこんな風にお互いを思いあえたら、この世界はもう少しまともだったかも」といったコメントが届き、133万件の「いいね」と24万2000回以上リツイートされた。
その後、Twitterアカウント「WeRateDogs」はこの犬とイルカの写真がフロリダのグラッシー・キーにあるイルカ研究所で撮られたもので、ゴールデンレトリバーとイルカが種族を超えて6年にわたって友情を育んでいることを突き止めた。
『London Evening Standard』によると6年前、イルカ研究所でシニアトレーナーとして働くマリー・ブラントンさん(Marie Blanton)は生後8週になる愛犬のゴールデンレトリバー“ガンナー(Gunner)”に色々な人や動物と触れ合わせてあげたいと考えていた。そこでマリーさんは、10年間勤務しているイルカ研究所にガンナーを連れて行き、イルカたちに会わせることにした。
マリーさんは、イルカのいるプールでガンナーが吠えたりして興奮するのではと懸念していたものの、