海外発!Breaking News

writer : ac

【海外発!Breaking News】「僕が君の目になってあげる」ヤギが寄り添う姿に癒される(米)

盲目で生まれ母親に見捨てられた1頭の雌ヤギ。愛情に飢え鳴いてばかりいたのだが…。『thedodo.com』から心温まるニュースが飛び込んできた。

米ニューヨーク州北西部フィンガーレイクスにある「ファーム・サンクチュアリ」は、175エーカー(約70万8000平方メートル)の広大な敷地に500以上もの動物たちが保護され暮らしている。昨年、生まれた直後に保護され施設にやってきたのはヤギの“マーシャ”。生まれた時から目が見えず母親に捨てられたトラウマからか、飼育員が少しでもそばを離れると囲いの中をくるくると走り回り鳴くのをやめなかった。

そんなマーシャの寂しさを埋めてくれたのは、同じように保護された生後6週間の雄ヤギ“モリース”。モリースがマーシャの暮らす囲いに入れられた最初の日、マーシャは普段と違う雰囲気を感じてか「メェー」と鳴き始めた。それに応えたモリースが「メェー」と鳴くと、マーシャは何事かとその場で固まってしまった。しかしその直後、2頭は堰を切ったように「メェーメェー」と呼びかけあったという。飼育員は「まるで2頭は一瞬にして恋に落ちたようでした」と当時を振り返る。

2頭は肩を寄せ合い、食事や寝るのも一緒。片時も離れることなくモリースはマーシャをエスコートしているという。「マーシャが走り回ったり、異常なほど鳴くといった行動は一切なくなりました」と飼育員。「マーシャは一生目が見えないかもしれません。でもモリースというベストフレンドを得てとても幸せそうです」と語る。この2頭、“ベストカップル”と呼んだほうがよさそうだ。

出典:https://www.youtube.com
(TechinsightJapan編集部 A.C.)