胸はまるでツララのようで、脚は皺だらけのゾウの脚のようになってしまったという。彼女は英ニュースメディア『SWNS』のインタビューに応じ、このように語っている。
「今は顔以外の自分の身体を鏡で見ることができません。だって今の自分の身体があまりにもひどいから。以前は綺麗な胸の形をしていたのに、今は垂れ下がった牛の乳房のようで…。だから見ないようにしているんです。」
「私の乳房は萎んでいて垂れ下がっている状態なんです。丸めてブラジャーに収めると胸があるように見えるけど、実際には胸の膨らみなんてありません。誰も見たいなんて思わないでしょうね。脚の太ももあたりなんてゾウの脚みたいだし、皮膚が垂れ下がっていて重たいんです。」
クローデットさんは減量後に孫と一緒に遊ぶことができたため、胃切除手術を受けたことに後悔はないが、余分な皮膚のせいで自分の身体に自信がなくなってしまったそうだ。また夫のトーマスさん(Thomas、65)に自分の裸を見せることができなくなってしまい、次のように心境を語った。
「触れ合うことができなくなったんです。太っていた時は見せても大丈夫だったんですが、今はそれができなくなってしまいました。体重があった時は、まだ自分に自信を持つ気になれたんですが、今の自分は彼から見て全く魅力がないような気がして…。だから服を着てない時は触れ合うことができないんです。」
現在のクローデットさんは、トーマスさんとの性生活を取り戻すためにもクラウドファンディングサイト「GoFundMe」に専用ページを設置した。そして余分な皮膚の除去に加え、腹筋の引き締めと豊胸手術のために1万5000ドル(約200万円)の資金を募っている。
なお大幅な減量によってできてしまった余分な皮膚に悩む人は、クローデットさん以外にもいる。米カリフォルニア州に住むある女性は、4年半で167キロ減量に成功するもお腹の皮膚が膝まで垂れてしまった。しかしこの女性は自分の姿を前向きに捉え、TikTokに自身のありのままの姿の動画を投稿し、多くの関心を集めていた。
画像は『The Sun 2023年4月7日付「GUT TO GO My gastric band operation left me with smelly loose skin and boobs like UDDERS – it’s ruined my sex life」(Credit: Kennedy News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)