王室の情報筋は、王子がウェストミンスター寺院で着席する場所に気を取られていたためだと指摘している。
同人物は英メディア『Daily Mail Online』の取材に対し、ヘンリー王子夫妻のスタッフは戴冠式で王室メンバーがどの席に座るかを調査していたと明かした。
「ヘンリー側は、寺院での着席プランがどうなっているかを熱心に調べていました。ヘンリーとメーガンが出席する場合、彼らの前や後ろに誰が座るかについて徹底的な話し合いがありました。」
この意見について別の情報筋も「真実です」と同意し、「寺院での詳細については、これまでにも多くの質問がありました」と付け加えている。
ヘンリー王子とメーガン妃は、昨年6月にロンドンのセント・ポール大聖堂で開催されたエリザベス女王の即位70周年「プラチナ・ジュビリー」の記念礼拝に出席した。この時、夫妻はウィリアム王子(当時)夫妻などの王室上級メンバーとは通路を隔てて前から2列目に着席した。
同年9月にウェストミンスター寺院で執り行われたエリザベス女王の国葬では、ウィリアム皇太子夫妻を含む王室上級メンバーが最前列に着席し、ヘンリー王子とメーガン妃は2列目に座っていた。
今回、ヘンリー王子はウェストミンスター寺院で執り行われる戴冠式の礼拝に出席するだけで、正式な役割は与えられない。礼拝後のパレードやバッキンガム宮殿のバルコニー登場には参加せず、翌7日に開催されるコンサートなども欠席するとみられている。
画像2枚目は『Clarence House 2022年6月3日付Instagram「Thank you, Your Majesty, for 70 years of unwavering and dedicated service」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)