こう明かしている。
「ブルーノはウルっとした目をしているけれど、とてもハッピーで愛されキャラ。それにいつも尻尾を振っていて、つらい目に遭ってきたことを全く感じさせないの。」
「トラウマを抱えているはずなのに他の犬を恐がることもなく、なにより人間が大好き! 愛情深く、寛大な心を持っているのよ!」
そしてブルーノがぬいぐるみの耳をちぎり取ってしまった理由について、このように述べた。
「ブルーノは『自分に悪いところなんてない』ということをちゃんと分かっているの。だから『耳がなくても完璧だよ』ということを証明したかったのよ!」
ちなみにこの投稿は大きな反響を呼び、「ブルーノはなんて悲しそうな目をしているの! 本当につらい経験をしてきたんだね」「ブルーノに温かい家族が見つかるといいね」「私の飼い犬も片耳がなくて、同じようにぬいぐるみの片耳をちぎってしまったわ。ブルーノとソウルメイトね!」「少なくとも今は安全を確保したから安心。幸せになって!」といったコメントが寄せられた。
すると最初の投稿から3日後、SPCAはFacebookを更新し、“ありのままのブルーノ”を愛してくれる新しい飼い主の男性が見つかったことを報告した。今後数か月は、外での生活で感染したフィラリア症(犬糸状虫症)の治療が必要というが、男性は“無償の愛”を約束、フォロワーからは喜びの声があがった。
なおSPCAは、ブルーノがベストフレンドの犬のぬいぐるみを背負い、施設を去る動画を投稿、最後にこんな言葉を残している。
「ブルーノの瞳は悲しそうに見えるかもしれないけど、そんなことはないのよ。私たちは施設を去るブルーノがあまりにも激しく尻尾を振るのを見て、体から落ちてしまうのではないかと心配したほどなの!」
画像は『SPCA of Wake County 2023年2月4日付Facebook「Y’all」、2023年2月7日付Facebook「And just like that, Bruno has a new dad!!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)