二黄卵が発見されるのは約1000分の1、四黄卵にいたっては110億分の1の確率とのこと。クリスさんは「ついに幸運が舞い込んできたかと思ってね。あの後、思わず宝くじを買いに走ったよ」と笑う。ただ四黄卵の発見で運を使い切ってしまったのか、宝くじを買い続けているものの当たりはないという。
ちなみに複黄卵は、格安スーパー「アルディ(ALDI)」で1箱6個入りで販売されていたもので、放し飼い(フリーレンジ)で育てられた鶏から産まれたという。6個のうち2個は普通の卵で、それほど大きくはなく黄身も小さめだったとのことだ。
クリスさんは「6個のうち4個が複黄卵なんて、本当に珍しいよね。きっと同じ母鶏から産まれたのだろうね…。あの日はちょうど家族で休暇中だったから、みんなを呼んで卵を見せてあげたよ」と語り、このように続けた。
「実は以前、僕のきょうだいが二黄卵を見つけた時、姪っ子を妊娠していることが分かったんだ。今回は四黄卵だから、もしかしたら双子が誕生するかも…なんて思っているよ。」
なお専門家によると、複黄卵は排卵のリズムが安定しない若い鶏が産むことが多いという。また四黄卵が見つかる「110億分の1」という確率についての確証は得られていないそうだが、とにかく激レアであることは間違いないようだ。
ちなみに1971年7月には、米ニューヨーク州マウント・モリスの農場で九黄卵が見つかっており、ギネス世界記録に認定されている。
画像は『Metro 2023年2月7日付「Couple find 10 yolks from four Aldi box eggs at odds of one in 11,000,000,000」(Picture: Kennedy News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)