オーストラリアの養鶏場でひと際大きな卵が見つかった。卵を割ってみると、中から白身と一緒にもう1つ殻付きの卵が現れた。この養鶏場を経営して6年になるオーナーによると、このような珍事は今回で2回目だという。『ABC News』『news.com.au』などが伝えている。
豪クイーンズランド州北部で養鶏場を経営するデブ・マクルーカスさん(Deb McLucas)は、飼育している鶏が産んだ卵を選別している時にひと際大きな卵を発見した。デブさんは「今回見つけた卵は特別大きかったわ。変わった卵を見つけた時は卵を割ってみて中に何が入っているのか確かめるのが好きなんです」と話している。
今回も卵を割って中身を確認することにしたデブさんは、その時の様子を動画に収めている。動画では最初に通常サイズの卵とその1.5倍ほどの大きさの卵が並んで映っており、問題の卵の大きさがよく分かる。そして卵を割ってみると、中から白身と一緒に殻付きの卵が出てきたのだ。その後、中から出てきた殻付きの卵を割ると、通常の卵と同様に白身と黄身が入っていた。
デブさんの養鶏場では新型コロナウイルスの影響で卵の需要が高まったことを受け、最近は新たに千羽の若い雌鶏を飼育し始めたという。デブさんは「最近仕入れた千羽の雌鶏の中の1羽が今回のレアな卵を産んだと思います」と語っている。若い雌鶏はホルモンバランスの影響で2つの黄身が入っている卵を産むことはよくあるが、