このほどロシアで、旅行から帰宅したカップルを驚かせる出来事が起こった。留守中、スーパーで購入した卵が孵化していたのである。『Metro』などが伝えている。
モスクワのアパートに住むイリーナさんとパートナーは、3週間ほど旅に出ており、帰宅すると妙な音を耳にした。
聞きなれないその音を、最初は電子機器が故障した警告音と勘違いしたカップルだったが、キッチンへ行くとその正体が判明した。イリーナさんたちは出かける前にスーパーマーケットで卵を買い窓枠へ置いていたのだが、留守中にその数個が孵化していたのである。中にはまさに孵化が始まっていた卵もあった。
ピヨピヨと可愛い声をあげながらキッチンを歩くヒヨコに驚いたカップルは、急いでペットショップへ出向きヒヨコを温める専用のランプを購入した。更に箱に干し草を入れて鳥かごを作り、餌を与えた。ヒヨコはイリーナさんの掌から餌をついばみ、すっかりなついたようだ。カップルはこのサプライズを近隣住民や友人らに知らせ、その日の夜は、ヒヨコが死にはしないかと気になって一睡もできなかったという。現在、孵化した数羽のヒヨコは元気にしており、カップルはこのヒヨコをどうするかはまだ決めていないということだが、衛生監視局には報告するつもりはないと話している。
なお英メディア『Metro』によると、