エンタがビタミン

writer : sekihara

【エンタがビタミン♪】木村拓哉、綾瀬はるかから「レジェタク」呼び 京都で「今日のためだけに作られた着物」まとう

2人とも和装で映画館に現れた。そこには同作の世界観たっぷりに織田家の家紋でもある「織田木瓜」の大きな旗や映画で使用された衣装も飾られていたが、京都には撮影の拠点となった東映京都撮影所がある。木村は「京都ということで、劇中衣装を着付けてくれたスタッフの方が、今日再び着付けてくださりました。今日のためだけに作られた着物で、非常に感傷に浸っております」としみじみ語ると、艶やかな着物姿の綾瀬は「1年前に京都で撮影をし、また今日こうして戻ってこられて、いよいよ皆さんに観て頂ける日が近づいてきていることを感じて、とても嬉しく思っています」と声を弾ませた。

この日のために作られた着物をまとった木村拓哉

また同作で世界遺産の仁和寺をはじめ、京都にある多くの国宝や重要文化財での撮影に携わった2人。綾瀬は「なかなか普段入れない場所で撮影させて頂いたのですが、メイクをしてお着物を着た状態で足を踏み入れると、グッとしまった空気感の中で、実際に生きていた人生の大先輩を演じさせてもらうことへの緊張感を良い意味で味わえる貴重な経験でした」と振り返り、木村は「その時間をずっと過ごしてきたもの自体に勝る説得力はないですし、その当時から続いている歴史を持った京都の重要文化財や国宝を歩かせて頂くことによって、フィクションの現場にノンフィクションのエッセンスを与えてもらえたなと思います」とその効果に触れた。

艶やかな着物姿の綾瀬はるか

このような同作への溢れる思いや長い年月を受け継がれてきた貴重な歴史的財産についてトークしていたなかで、木村への呼び名を聞かれた綾瀬。咄嗟に「レジェタク」と答えた綾瀬に、会場はどっと温かい笑いに包まれた。

また舞台挨拶の中盤では、京都ならではのハプニングが。木村が「皆さんに是非ご紹介したいので、時間を頂いてよろしいですか?」と切り出して、客席にいる同作のスタッフを見つけ、急遽観客へ紹介を始めた。装飾や照明、所作指導、助監督…次々とスタッフをお披露目した木村は「たくさんのスタッフに支えられて、共演者と一緒に監督のもと作り上げた作品です。公開日をもって皆さんのものになります」と誇らしげに胸を張った。

(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

JR博多駅前のアミュプラザ博多でトークする木村拓哉

福岡の舞台挨拶で客席通路を歩く木村拓哉ら

岐阜での舞台挨拶で客席の中で手をあげる伊藤英明、木村拓哉、大友啓史監督

1 2