10日に開催された『女芸人No.1決定戦 THE W』で、昨年準優勝した天才ピアニストが6代目女王に輝いた。2人は今年5月のNHK上方漫才コンテストでも優勝を果たしており、その実力を見せつけた形だ。回を重ねるうちに出場者のクオリティも高まっている印象の『THE W』。今年も披露したネタについては好意的な意見が多いが、一方で出場者に対する審査員らの反応を疑問視する声もあがっている。
昨年、オダウエダが5代目女王となった際にも審査について厳しい批判があったものだ。特にオダウエダに1票を投じたアンガールズ・田中卓志には、Aマッソのファンらしき人物から攻撃的なDMが頻繁に届いたという。
順位をつける立場にあるため批判を受けやすい審査員だが、今回の大会に関しては天才ピアニストが圧倒的な実力を見せたこともあり、視聴者からは“真っ当な評価”といった声が多い。しかし一方で、敗れた出場者たちを優しくフォローする姿にネット上では「優しすぎる」「もっと厳しくていい」などの声があがっている。たとえば天才ピアニストが出場したBブロックでは、他の出場者が審査員票・視聴者票含めて1票も獲得できずに敗退したが、審査員たちはコメントの最後に「でも面白かったです」とフォローの言葉を入れたり、「キャリアだけの差だと思う」「無敵のグループになれる」などポジティブな感想を積極的に伝えていたりと、敗者を気遣う姿勢が目立ったのだ。
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