エンタがビタミン

writer : sekihara

【エンタがビタミン♪】中尾ミエ、“アイドル枠”がなかった60年前の芸能界を回顧 上層部に「ムッとして」大胆行動に

歌手で女優の中尾ミエ(76)とフリーアナウンサーの近藤サト(54)が9日、都内で開催された「ビゲン グレイスタイル 新CM発表会」に登場した。2人は同日から放映中のグレイヘアのためのトリートメントやスプレーのCMに“グレイヘアの先駆者”として出演しているが、発表会では髪の話を中心にトーク。中尾はデビューの頃の写真を披露して、当時の芸能界を振り返った。

歯に衣着せぬ物言いで情報生番組『5時に夢中!』(TOKYO MX)の金曜コメンテーターとしても活躍中の中尾ミエ。このたびCMで共演した近藤サトとは同番組で過去に「ご一緒させていただいています」と近藤が言うと、「あ、そうでしたっけ?」と中尾。「最近すぐに忘れちゃうのよ~。昨日のことも忘れちゃいますから」と続ける中尾に近藤は「私も忘れるんですけど、ミエさんと会ったことは忘れてないです」と返した。

陽気に登場した中尾ミエとその後に続いた近藤サト

そんな中尾だが発表会では、1962年に大ヒットしたデビュー曲『可愛いベイビー』発売当時を思い起こすことに。その頃の中尾の写真が紹介されると「15、6(歳)のときは髪が長かったんです。イメージとしてはポニーテール」と説明した。写真では髪をアップにしてTシャツとパンツ姿のスラリとしたスタイルの少女がカメラをにっこり見つめている。「ご覧の通り、産毛が多くて髪が(くせ毛で)くしゃくしゃで、それが気に入っていたんだけど、会社の上層部が『なんだ、その頭』って」と当時注意を受けたという。その頃は髪をアップにする際はピチッと一糸乱れぬ髪型が主流だったそうで、

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