イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-luana

【イタすぎるセレブ達】チャールズ国王は40代でもテディベアを溺愛していた 孤独な子供時代と寄宿舎での「地獄のような」いじめが関係か?

チャールズ国王が「完全な地獄だった」と語ったスコットランドの寄宿学校時代に壮絶ないじめがあったことを明かし、こう記している。

「国王が経験したことは、本当に驚くべきことです。少年時代、青年時代、国王は年上の生徒から日常的に殴られ、裸でシャワー室に吊るされ、冷水をかけられ、そのまま放置されていたのです。」

クリストファー氏はさらに続けた。

「チャールズ国王は両親であるエリザベス女王フィリップ王配に、どうか自分を学校から連れ出してほしいと懇願する手紙を書きました。これらの行為は今の基準で言えば、はっきり言っていじめか児童虐待に近いのですが、国王の両親は見て見ぬふりをしたのです。それは国王のなかに、激しい恨みを生み出したと思います。」

クリストファー氏によると「幼少期のチャールズにとって両親と過ごせる時間は非常に限られており、親子の時間はほぼ無いに等しかった。足首を骨折して入院したときも、扁桃腺を切除したときも、両親は彼を見舞うことさえなかった」という。

また母親は冷たく、特に父親はいじめっ子で、他人の前でもチャールズ国王を泣かせたり、身体的に痛めつけたりしたそうだ。「チャールズ国王は冷え切った家族関係のなか心が痛むほど孤独だった」とクリストファー氏は主張している。

心身ともに傷ついたチャールズ国王がテディベアを抱いて毎晩眠りについたことは想像に難くない。孤独だった国王が心を開き、心のよりどころとなったであろうテディベア。大人になっても愛着を捨てられないほど国王にとってテディベアの存在は大きかったといえるのではないだろうか。

我が子のようにテディベアを大切にしてきたチャールズ国王

ちなみに1990年代にバッキンガム宮殿で働いていたシャーロット・ブリッグスさん(Charlotte Briggs)によると、国王の弟アンドルー王子もテディベアを大切にしており「所有していた72体を寝室の周りの決められた位置に正確に配置していた」という。
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)

72体ものテディベアを持つアンドルー王子

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