チャールズ皇太子(現国王)の元クラスメートだった男性が、当時の貴重な思い出について語った。男性は理髪店で拾った皇太子の髪を50年以上も保管していることや、喫煙しているところを皇太子に見つかって冷や汗をかいたエピソードなどを明かしている。
エリザベス女王が現地時間9月8日に崩御したことを受け、女王の長男チャールズ3世が新国王に即位した。
そんな国王がチャールズ皇太子だった頃、同じ学校に通っていた男性がオーストラリアのTV番組『Nine News』にリモート出演し、当時の思い出を語った。
チャールズ皇太子(当時)は1966年、オーストラリアの名門ジーロング・グラマー・スクール(Geelong Grammar School)に2学期間留学し、ビクトリア州にある同校の全寮制キャンパス“ティンバートップ”で寮生活を送っていた。
その時、皇太子のクラスメートだったのがリチャード・カムニックさん(Richard Kumnick)だ。
リチャードさんによると、留学中のチャールズ皇太子は学校の監督生徒を務めており、クラスメートは彼を「プリンス・チャールズ」と呼んでいたという。
リチャードさんはある日、地元の理髪店で皇太子が散髪に訪れているのを見かけたそうで、当時のことを次のように振り返っている。
「プリンス・チャールズが散髪を待っている姿を見たんです。それで私は、彼のヘアカットが終わるのを待ち構えていました。その時、床に落ちていた髪は全部彼のものでした。だって、彼が最初の客でしたから。」
その後、リチャードさんは落ちていた髪の束を拾い上げ、