どうやら女児は近衛兵の進行を妨げていたことから怒鳴られてしまったようだ。
その後、近衛兵は何事もなかったかのように歩いてその場を去っていったが、周りにいる観光客に緊張が走っていることが見て取れる。投稿された動画には「こんな小さい子を怖がらせる必要はないんじゃない?」「子供は一生トラウマになるよ」と近衛兵を非難する声があがったが、次のようなコメントも届いた。
「海外に行ったら、そこの国のルールを学ぶべきだ。」
「彼はアトラクションのスタッフじゃなくて、国の任務を遂行しているんだぞ。」
「まったく観光に来る人は、ロンドンをディズニーランドか何かだと思ってるんじゃないのか?」
「親は子供に『そばを離れないように』って言うべきだったのよ。近衛兵が怒鳴るというのはよく知られていることでしょ。」
今月8日にエリザベス女王が崩御したこともあって、英王室を守ってきた近衛兵を擁護する意見が多数を占めていた。
ちなみに今年1月には、行進中の近衛兵の目の前で立ち止まった男児が押しのけられて倒れてしまうハプニングがあり、無慈悲な近衛兵の態度に批判が殺到していた。しかし彼らは厳しい態度ばかりとっている訳ではなさそうだ。2017年にはウィンザー城を訪れていた当時4歳の近衛兵のユニフォームを着た男児が、本物の近衛兵に手招きされて一緒に記念撮影をする一幕があり、人々の心をほっこりさせていた。
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画像は『Octavio Almanza Cana 2022年9月25日付TikTok「#bukinghampalace #london #londontown」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)