宮殿で贅沢な生活を楽しんできたそうだ。実際、女王に深く愛されたこれらの犬達にはシェフが作る豪華な料理が与えられたという。11年間王室のシェフを務めたダレン・マックグラディさん(Darren McGrady)は、その食事内容について英メディア『Hello!』に次のように語っている。
「私が宮殿で働いていた時、実際に犬達のためのロイヤルメニューがあったんですよ。エリザベス女王が冬を過ごしていた(ノーフォーク州の)王室の私邸サンドリンガム・ハウスで、すべての犬の世話をしてきたフェニック夫人によって選ばれたメニューが毎月宮殿のキッチンに送られてきました。」
「毎日、犬が何を食べるべきかが書かれていました。ある日はビーフ、次の日はチキン、その次の日はラム、その次の日はウサギと毎日違うメニューなんです。」
犬の食事に関する手順についても「同様に厳格だった」とダレンさんは明かす。
「毎日、女王の使用人が午後2時か3時頃にキッチンにやってきて、2階にいるロイヤルコーギーに用意していた豪華な料理を持って行きました。犬達はそれぞれ自分専用のボウルを持っていました。女王はお茶を飲んだ後だと思いますが、自分で食べさせていたようです。」
なお女王の亡き後、英メディア『BBC』によると心配されていた2匹の子犬達はアンドルー王子と元妻セーラ・ファーガソンさんが引き取ることになったという。2匹はアンドルー王子がエリザベス女王へ贈った犬だった。もう1匹のキャンディに関しては現時点での引き取り先は決まっていない。
画像2、3枚目は『The Royal Family 2022年5月13日付Instagram「2002: The Queen admires a Corgi in Manitoba,」、2022年5月26日付Instagram「With exactly a week to go until The Queen’s Platinum Jubilee celebrations begin in earnest with the spectacular Trooping the Colour,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)