男性は首の後ろを持って泳ぐとコンクリートの坂に引っ張り上げた。
男性はかなり体力を消耗しているはずだが、坂の上でオランウータンに胸骨圧迫を開始、この素早い行動と機転によりオランウータンの命は救われた。
サファリパークのスポークスマンによると、パーク内には餌を与えないよう呼びかける看板が多数設置されているにもかかわらず、無視する来園者が後を絶たないそうで、このニュースには「餌を投げた人は今後、来園させるべきでない」「オランウータンが助かって本当に良かった。餌を投げ入れた人は名乗り出るべき」「厳しい罰を与えるべき」「これを見ていた子供やオランウータンにとってもトラウマになりそうだね」といった声が多数あがった。
そして一方で、飼育員の男性には次のようなコメントが寄せられた。
「オランウータンは大好き。助けてくれてありがとう。」
「水に沈んだオランウータンはかなりの重さだったはず。よくやった!」
「飼育員の男性が溺れてしまうことだってあったはず。命がけの救出だよ!」
「しっかりと訓練を受けていて素晴らしい。」
「あなたこそ“ヒーロー”だ!」
画像は『The Mirror 2022年6月30日付「Hero zookeeper jumps into moat to rescue drowning orangutan and gives animal CPR」(Image: CEN)』『Metro 2022年6月30日付「Zookeeper saves drowning orangutan and gives it CPR after it fell in moat」(Picture: Central European News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)