マガガネ選手にパンチを放ったのだ。最初のパンチはマガガネ選手の左頬に入り、その後も左右にパンチを放つセディアン氏だったがマガガネ選手は逃れようと防御している。そばにいたマドゥナ選手は動くことなく見守っており、マガガネ選手のトレーナーはリングサイドから乗り出してセディアン氏の攻撃を抑えようと腕を伸ばしていた。
この騒動の後、すぐに放送は試合のリプレイに切り替わった。セディアン氏に対峙すべくリングに向かう興奮したファンがいたものの、それは阻止されたという。その後、マガガネ選手の判定勝ちが正式に宣言された。
今回の件について、「ボクシング南アフリカ(Boxing South Africa)」は「セディアン氏の行為は、ボクシング法と規則が掲げる精神に反し、このスポーツの評判を落としている」「ボクシングはプロのスポーツであり、すべての選手は常にプロとして行動することが期待されている」と声明を発表、またマガガネ選手と彼のチームに謝罪した。
ちなみにセディアン氏は、マドゥナ選手が国内フェザー級チャンピオンのアサンダ・ギンギ選手(Asanda Ginqgi)と対戦した際、ボクシング南アフリカのハウテン州マネージャーであるファカミレ・ジャコブス氏(Phakamile Jacobs)とテレビの生中継で激しい口論を繰り広げたこともあり、感情を抑えきれないタイプのようだ。
INSANITY in the ring Sunday in Gauteng, South Africa!
Jeff Magagane (15-5) wins a rematch with Sithembiso Maduna (10-3) via MD-10
Magagane celebrates after the 10th & as Sithembiso's trainer, Michael Sidane, enters the ring
Words are exchanged & Sidane let's his hands go…. pic.twitter.com/E3avFsQpuJ
— Tim Boxeo (@TimBoxeo) May 30, 2022
画像は『RT 2022年6月1日付「Boxing trainer storms ring to attack fighter’s opponent (VIDEO)」(Twitter / Tim Boxeo)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)