“CDを買う・借りる”ことが当たり前だった音楽市場から、Apple MusicやSpotify、AWAなど定額制の音楽ストリーミングサービスの時代へと変化している昨今。いわゆる“サブスクリプション”は当たり前となっているが、これにより人々が好む音楽自体にも変化が表れているという。その“変化”について、伊集院光は自身のラジオ番組で「凄い感じる」と語っている。
16日深夜に放送された『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)で、「自分自身のリクエスト」としてB’zの人気曲『LOVE PHANTOM』を流した伊集院光。同曲は歌い初めまでにおよそ80秒かかる“イントロの長い曲”として知られているが、最近ではこのようなイントロや間奏に時間をかける曲が少なくなっているという。同日に放送された情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、若者世代の一部にギターソロやイントロを飛ばして聴く人がいることを紹介し、SNSではさまざまな意見が飛び交うこととなった。
「ビルボードの上位の曲に、イントロ長い曲入らないみたいな」とこの話題に触れた伊集院は、「イントロ、バンバン短くしないとダメっていう話を聞いて」「なんか最近、それすごい感じるんだよね」と自らもこの変化を実感しているという。一定額以上の金額がかからないサブスクリプションだからこそ、かつて自身が経験した「映画館はもちろん、金払って一回入っちゃったらそれがどうであろうが見るしかない」「レンタルビデオで、2本借りるより3本借りるほうが安いみたいな現象が起きて…しょうがないから借りようかってやって」というスタートから最終的に面白さを発見するような機会はなくなっており、