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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】「クマさんだ!」 無邪気に野生のクマにハグをしに行く2歳娘に母親は真っ青(米)<動画あり>

「クマの野郎が外にいたんだけど!」と思わず汚い言葉を発していた。

庭にいたクマは比較的小さくて子どもだったといい、「子どものクマよりもどこかに潜んでいるかもしれない母クマの方が心配でしたね。我が子のもとに人間2人が走り寄って行ったんですから」とサマンサさんは明かした。後日確認すると設置していた鳥の餌箱が壊されて中の餌が食い荒らされており、クマはこの餌を狙ってサマンサさんの自宅庭に現れたようだ。

ジュニパーちゃんは普段から本を読むのが好きで、特に動物図鑑を読むことが多く中でもクマが一番のお気に入りだという。「恐らくジュニパーは本で見た動物が目の前に現れて興奮したのだと思います」とサマンサさんはジュニパーちゃんの行動を推測した。

クマの存在に気付かないままジュニパーちゃんを追いかけていたサマンサさん(画像は『New York Post 2022年5月27日付「Hero mom saves toddler from black bear: ‘I was cussing like a sailor’」』のスクリーンショット)

同地域では、毎年この時期になると冬眠から目覚めたクマが餌を探すために活動を始めるという。「ワシントン州魚類野生生物局(Washington Department of Fish and Wildlife)」ピュージェット湾地域の広報マネージャーのチェイス・ガンネルさん(Chase Gunnell)は「鳥の餌箱はクマや他の野生動物にとって魅力的なものです。特に春の時期はお腹を空かせたクマがカロリーを求めて餌を探し始めるので、鳥の餌箱の設置を止めることが重要です」と注意を促した。

クマの姿を見て慌ててジュニパーちゃんを抱き上げたサマンサさん(画像は『New York Post 2022年5月27日付「Hero mom saves toddler from black bear: ‘I was cussing like a sailor’」』のスクリーンショット)

5月23日にサマンサさんがTikTokに投稿した動画を見た人からは「女の子はテディベアとでも思ってしまったのかな? 無事でよかったよ」「お母さんは生きた心地がしなかっただろうな」「まるで子犬を見つけた時と同じような駆け寄り方をしているね」「幼児を育てている親は、一日の90%はこうして我が子を危険から守ってあげているんだよね」など多くのコメントが届いた。

塀の上を歩く黒いクマ(画像は『New York Post 2022年5月27日付「Hero mom saves toddler from black bear: ‘I was cussing like a sailor’」(Samantha Martin via Storyful)』のスクリーンショット)

なお今回のように我が子を守ろうとした時の母親の能力は素晴らしいもので、過去にはピューマに襲われた5歳息子を素手で何度も殴って撃退した母親が話題を呼んでいた。

画像は『New York Post 2022年5月27日付「Hero mom saves toddler from black bear: ‘I was cussing like a sailor’」(Samantha Martin via Storyful)』『Samantha Martin 2022年5月27日付Facebook「GUYS IT CAME BACK」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

数日後、庭を訪れた同じ個体と思われるクマ(画像は『Samantha Martin 2022年5月27日付Facebook「GUYS IT CAME BACK」』のスクリーンショット)

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