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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】夫婦の絆が試される障害物レース、妻を担ぎ泥まみれでゴールを目指す(ハンガリー)<動画あり>

「妻にとっては居心地の良くない体勢だと思いますが、私にとっては走りやすくてバランスも取りやすいんです」とメリットを語った。一方でアンドラーシュさんに担がれていたパートナーのエニコ・ドラジーさん(Eniko Darazsi)は、戦略について尋ねられると「深呼吸をすることですね」とシンプルに答えていた。

泥水の中を妻を落とさないようにバランスを取って進む(画像は『Metro 2022年5月8日付「Hungarian couples compete in wife-carrying race」』のスクリーンショット)

しかし映像を見れば分かるように、泥水の中を進む時は顔が水面ギリギリに近づいてしまうため女性は気が気ではないが、夫が転ばないことを信じてバランスを崩さないように体勢を維持する。しかし中には泥水の中に飛び込むようにして進む男性たちの姿もあり、担がれていた女性たちは顔面に泥水を浴びていた。

女性にとっては大変な体勢だがこの運び方がしっくりくる参加者も(画像は『Metro 2022年5月8日付「Hungarian couples compete in wife-carrying race」』のスクリーンショット)

レースの主催者であるゲルゴ・ガラリーさん(Gergo Guraly)は「夫婦が日々のコンフォートゾーンから抜け出すことができるという事実が大きな関心を集めたと思います。そして2人で完走した際には絆が深まり、互いがチームを導くチームビルダーとして機能するようになるのです」とその効果を明かした。ちなみに「コンフォートゾーン」とは不安がなく居心地が良い状態を意味するが、成長を望むならコンフォートゾーンを抜け出し、少し不安やストレスを感じる状態に身を置くことも必要だという考え方が近年提唱されているそうだ。

今回のレースで見事優勝を果たしたノルベルト・ヴァンソディさん(Norbert Vancsodi)は「最後は走り切る力が残っているのか分からなかったので、優勝できたのは偶然かもしれないです」と明かしており、妻のティメア・ズンカさん(Timea Szrnka)は「2人とも緊張していましたよ」とコメントした。

画像は『Metro 2022年5月8日付「Hungarian couples compete in wife-carrying race」(Pictures: Reuters)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

レース完走後には夫婦の絆が深まるもよう(画像は『Metro 2022年5月8日付「Hungarian couples compete in wife-carrying race」』のスクリーンショット)

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