ハンガリーにて今月7日、夫婦の絆を試す障害物レースが開催された。夫が妻を担ぎながら様々な障害物を乗り越えていくのだが、バランスを崩して妻が顔から泥の中へと入ってしまいそうになる場面も見られた。バイキング時代に起源を持つとされるこのユニークなレースについて『Metro』などが伝えている。
話題の障害物レースは、全長260メートルのコースに様々な障害物が用意されており、腰まで深さがある泥の水溜まりやぬかるんだ地面を進み、干し草の俵をまたぎ、並んだタイヤの間を歩いてゴールを目指す。このレースはバイキング時代に起源があるとされており、ハンガリーでは3回目となる今回は30組の夫婦が参加した。しかしフィンランドなどでは1990年代から行われている伝統的なレースで、イングランドでも年に一度の行事として開催されているという。
このほどハンガリーで行われたレース当日の様子が映像として撮影されており、夫が妻を背中に担ぎ深い泥水の中を進んでいく姿が映っている。担がれた妻は、地面に向き合うような形で夫の肩に足をかける奇妙な体勢を取っていた。この運び方は“エストニア式”と呼ばれており、厳しいコースを進むためにはバランスとチームワークが必要になり、それに最適な担ぎ方であるという。
エストニア式の担ぎ方で参加したアンドラーシュ・トスさん(Andras Toth)は、