「3人で笑い合っているのは本当に自然体の笑顔」と最後のシーンについて触れた。音声は使わないシーンだったので、アドリブで3人で会話しながら撮影したという。

自然体の笑顔をTVCMで見せた3人だが「自然体で過ごすために意識していること」を聞かれた杏は、仕事や家事・育児に追われる多忙ななかでも「あえて“休むことも仕事”、“頑張らないことを頑張る”」と心がけているそうで「よし、寝るぞ！」といつもより意識的に自身を休ませてあげるという。そして「『お茶淹れよう』とか、『お茶を淹れている間はここに座っていよう』とか。平日は朝ご飯も立ったまま食べたりしちゃうので、座ってボーッとする時間を作ってみようかなと思っています」と語った。

井桁弘恵も「仕事からオンからオフになるリセットを大切にしています。お風呂に入ってボーっとして、リフレッシュしてスキンケアをする」と発言すると、杏とは同じ事務所でありながら会う機会がなく緊張ぎみだったはずの杉野遥亮が「いやあ、僕もボーッとしたりよくしてますけどね。仕事中もしちゃいますもん」と発言。会場の空気を察してか「すみません、変なこと言ったかな？」と質問して笑いを誘った。

最後に3人は、水が入ったワイングラスを叩いてCMと同じ1フレーズを奏でるパフォーマンスに挑戦。CMで歌った担当フレーズ分のグラスが目の前に登場したが、杏には他の2人の倍ほどのグラスが並べられた。杏が演奏すると、杉野は「めっちゃ綺麗に鳴りますね！」と感心し、杏は「うまく当たると波紋がふわわわわーんとなるのが上から見ているとすごい綺麗ですね」と声を弾ませた。3人でリレーして1フレーズを見事に演奏し終えると、会場では拍手が沸いた。杏は「すごい気持ちが良かったです」、杉野は「変にめちゃくちゃ緊張しました。楽しかったです」、井桁は「最後で失敗しちゃダメになんだって緊張感がありましたけど、すごくいい音が出せて楽しかったです」とそれぞれ満足そうな表情を浮かべていた。

（TechinsightJapan編集部　取材・文：関原りあん）