エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】青木さやかが救われたさまぁ~ずの言葉 「青木は理由なく怒る人間じゃない」とスタッフに注意

当時3人トリオだったサンドウィッチマンとよく一緒になっていたという。その後、ワタナベエンターテインメントの社長にスカウトされ、バラエティ番組に出演するようになった青木は「男に負けたくない」「味方は女、男は全員敵」と心に決め、芸を磨いていった。当時の青木は“自意識過剰で被害者意識がすごく強かった”といい、「どこ見てんのよ!」と食ってかかるギャグは「男の人はいつも胸元を見ている」と思っていたことから、考え出したフレーズだった。これが決め台詞のようになった青木は、いつしか毒舌のキレキャラというイメージが定着。さらに30代に入っていた彼女を当時は年齢や容姿でいじられることが多く、どんなにウケても「全然、嬉しくなかった」「そういういじり方はして欲しくなかった」と表情を曇らせた。なにより「いじって頂いてありがとうございました」と、先輩の芸人の楽屋に挨拶に行くのが青木はたまらなく辛かったそうだ。

人気が出れば出るほど自分の芸風に悩んでいたという青木が救われたのは、『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』で共演していたさまぁ~ずの言葉だった。放送では青木がキレている場面ばかりが使われており、何に彼女が怒っているのかが省かれていた。それに気付いたさまぁ~ずが「青木は理由なく、怒る人間じゃない」「だからもう少し、ちゃんと編集してあげて」とスタッフに注意してくれたことが、本当に嬉しかったそうだ。女芸人として一時代を築いた青木さやかだが、未だに“毒舌でキレキャラ”という当時のイメージにわだかまりを感じ、割り切れない思いを抱えているようである。

画像2枚目は『Aoki Sayaka 2021年9月29日付Instagram「今です!今でしょ!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)

さまぁ~ず(三村マサカズ、大竹一樹)は青木さやかの心中を察していた?

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