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writer : sekihara

【エンタがビタミン♪】<竹財輝之助インタビュー>恋愛は「中二レベルかも」 出演作多数でも挫折は「いくらでもあります」

「いやいや、俺に相談してくるなんて稀有な役者はいないですよ」とあっさり否定。「相談されるのは好きですし、アドバイスは言ってあげられるとは思うんですけど、偉そうに『こうしなさい』とは絶対に言えないですね」と謙遜した。

ドラマでは部長役の竹財輝之助(C)志茂・ぶんか社/「部長と社畜の恋はもどかしい」製作委員会

■得意料理はパスタ全般
さらに堤司部長も得意な料理について質問すると、「(料理するのは)ドラマが一段落して時間があるときぐらいですね」と言うが、得意料理はパスタ全般でペペロンチーノ、カルボナーラをよく作るという。カルボナーラを上手に作るコツは「(注意するのは)火の入れ方だけなので、焦らなければ誰でも作れると思います」とのこと。自身のツイッターでは先日セメント系ラーメンを作って美味しそうな写真を投稿していたが、前日から仕込んで煮干しで出汁を取った本格的な一杯だという。

料理も得意な竹財輝之助(C)テレビ東京

■順調に見える俳優業、過去に挫折した経験は?
甘い整ったマスクに181cmの高身長、料理もできて…と役柄の堤司部長のように完璧に見える竹財輝之助。仕事面でも出演作が多数で順調にここまで来たように見受けられる。そこで過去に挫折があったのか聞いてみた。

すると「いくらでもありますよ」と即答。「30歳から33歳ぐらいまでかな、ほとんど仕事をしていないので。『何をやっているんだろう』と思っている時期もありました。辞めようと思った時期もありますし。いまだに悔しい思いもいっぱいしています」と意外な答えが返ってきた。「仕事がないときは最初の1、2か月は本当にへこんでいましたけど、へこんでいても仕方ないから何か来たときのために…と思って、新しい趣味を始めてみたり、チャンスが来たときにそれを掴める準備を始めていました。その心が折れる前に新しい仕事が来たので良かったですけど、それが1、2年続いていたら、この世界にいなかったかもしれないですね」と振り返る。

挫折について振り返った竹財輝之助(C)テレビ東京

■ズバリ俳優の醍醐味は?
そんな竹財にとって俳優の醍醐味は「小さい頃に夢見ていた職業を疑似体験できること」だという。「たとえばパイロットになりたかったけど、視力が悪いので諦めたことがあるんです。いつかはそういうチャンスもいただけるかもしれないし、他人の人生を一から作ってみて、それをなぞって生きてみるというのは役者の醍醐味じゃないでしょうか」と穏やかな笑顔ながらも熱く実感を込めた。

スーツ姿のシーンも多い竹財輝之助(C)志茂・ぶんか社/「部長と社畜の恋はもどかしい」製作委員会

スーツは「実は体ができていないと、綺麗にラインが出ないんですよ」と竹財。役によって5kg~10kgは体重を増減させるそうで、劇中の竹財の美しいスーツの着こなしにも期待したい。ドラマParavi『部長と社畜の恋はもどかしい』は1月5日(水)深夜0時30分よりテレビ東京系にて放送中。動画配信サービス「Paravi」で毎週水曜夜9時より毎話独占先行配信中。

ヘアメイク:大野彰宏(ENISHI)/スタイリスト:大石裕介
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

正反対の2人が織りなすオフィスラブコメディ(C)志茂・ぶんか社/「部長と社畜の恋はもどかしい」製作委員会

一見完璧な部長役の竹財輝之助と社畜OL役の中村ゆりか(C)志茂・ぶんか社/「部長と社畜の恋はもどかしい」製作委員会

竹財輝之助演じる堤司部長と同期社員役の丸山智己(C)志茂・ぶんか社/「部長と社畜の恋はもどかしい」製作委員会

181cm長身の竹財輝之助(C)テレビ東京

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