お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が昨年、吉本興業の岡本昭彦社長から呼び出されて一対一で会談したという。このほどナイツ(塙宣之、土屋伸之)のラジオ番組にNON STYLEがゲスト出演した際、石田が岡本社長から呼び出しを受けて「あ、クビや」と覚悟したことを振り返ったところ、緊迫感漂う対面からの顛末を聞いてナイツが「えぇ」「なにそれ」と驚いた。
吉本興業の岡本社長と言えば、2019年7月22日にお笑い芸人による闇営業問題をめぐり行った謝罪会見が思い出される。会見によって収束するどころか吉本興業の企業体質が問われることとなり、芸人たちがSNSで反論したり不満を漏らす事態になった。いわゆる“吉本興業のお家騒動”だ。NON STYLEの石田明は社長が会見した後、Twitterで「地獄スゴロク」とたとえて「全員傷まみれ&信頼関係ぐちゃぐちゃ&タイムロス&恥部大放出でふりだしに戻る」とイメージしたうえ「大マイナスやん…」と酷評した。
12月6日放送の『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)で「最近、僕は自由度が高くなっているんですけど…」と環境の変化に触れた石田明。「去年、岡本社長に呼び出されまして…」とその経緯を話し始めた。社長がコンビやマネージャーと数人で会食することはあっても2人きりで会うことは異例だという。石田は一対一で話したいと言われた時、“お家騒動”についてインタビューを受けていろいろしゃべったことが脳裏をよぎり「あ、クビや」と直感したそうだ。
指定された場所に向かい、広い部屋の真ん中に置かれたテーブルで待っていると岡本社長が入ってきた。「すみませんでした」と詫びる覚悟でいたところ、