それは驚きの連絡だった。
「ペイトンちゃんがペットの魚を水筒に入れて幼稚園に持ってきたことをご存じでしたか?」
予想外の質問に、ローレンさんは「愕然としましたよ。『全く知りません』としか言えませんでしたね。ペイトンはエサをこぼしてしまった以上の秘密を隠していたんです」と笑って当時を振り返っている。
幼稚園の先生は、おやつの時間にペイトンちゃんが水筒の水を飲んでいる時に違和感を覚えたという。そしてよく見てみると、ペイトンちゃんの水筒の中で生きた魚が泳いでいたのだ。ペイトンちゃんに聞くと「マーメイドが大好きだから、幼稚園に連れてきたかったの」と答えたそうだ。
狭い水筒の中に入れられてしまったマーメイドだったが、幸いにも弱ったり死んでしまうことはなく、無事に家の水槽に帰ってくることができた。
今回の可愛いハプニングを、ローレンさんはいとこであるコナー・ヒューズさん(Connor Hughes)に話した。最近は妻のブリアンさん(Brieanne)と子どもをいつ作ろうかと考えていたコナーさんは、ペイトンちゃんのやんちゃな姿を見て「まだ早いかな」と思ってしまったそうだ。
この話をコナーさんが自身のTwitterでシェアすると、「これはまた伝説が生まれたね」「涙出るほど笑ってる」「親になってこういう話を楽しみにしたい」「3歳のうちの子もやりそうで怖い」「これが子どもを持つことなんだよね」など笑いや共感の声が寄せられている。
ローレンさんは「忙しい朝のルーティンに、魚やヤドカリのチェックも加わってしまった」と嘆きながらも、「マーメイドを水筒に入れて蓋をする前にちゃんとエサも入れていたので、少なくともペイトンは良い飼い主ですよね」と前向きに捉えている。
ペイトンちゃんのマーメイドを思っての行動に怒ることもできなかったと話すローレンさんだが、ペイトンちゃんとは「幼稚園に持っていくのに適切なものとそうでないものについて、じっくりと話し合いましたよ」とのことだ。
なお今回の件をきっかけにマーメイドが入っていた水槽はアップグレードされ、ペイトンちゃんが勝手に水槽の蓋を開けられないような頑丈なものに変わったそうだ。
画像は『Insider 2021年12月15日付「A mom thought she got through her hectic morning routine until the preschool called to say her daughter brought a fish to school」(Courtesy of Lauren Scanlan)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)