ウェンディさんのフォームを確かめるかのようにじっと見つめていた。中にはすぐそばをジャンプして横切るカンガルーや、小柄な子どものカンガルーの姿もあった。そしてしばらくするとカンガルーたちは何かを見つけたのか、画面左に向かってジャンプして去っていった。ウェンディさんは「さよなら」とカンガルーの群れに声をかけると、クラブを握ってプレーを再開した。
ウェンディさんによると、このゴルフ場にはよくカンガルーが現れるという。普段はコースの端でプレーヤーを見つめているそうだが、この時だけは大胆にもコースの真ん中に現れ、特等席でウェンディさんのプレーを観戦したようだ。
「本当に珍しいことですよ」と話すウェンディさんは、続けてこのように述べている。
「彼らはこのコースを支配しているのです。ここが彼らの家であり、私たちはその周りでゴルフをしなければなりませんので、待つしかないのです。」
「世界にはクマの出没を心配しなければならないゴルフコースもたくさんあるので、私たちはオーストラリアでプレーできてラッキーです。」
一方でこの動画を見た人からは、「プレッシャーをかけられているみたい」「カンガルーたちもゴルフをやってみたいのかも」「ちゃんと距離を取っている、マナーの良いオーディエンスだね」などの声が届いている。
なんとも可愛らしい光景になったが、ウェンディさんが話すようにただ事では済まない動物がゴルフコースに訪れる国もある。アメリカでは昨年、まるでゴジラのように巨大なワニがゴルフ場に出没して人々を驚かせていた。
画像は『The Mirror 2021年10月27日付「Gang of kangaroos invade course as golfer Wendy Powick tries to tee off」(Image: wendywoo.golf /Instagram)』『Wendy Powick 2021年10月25日付Instagram「Never ever seen this happen before when a whole mob of Kangaroos」、2021年10月21日付Instagram「Golf in the land down under doesn’t get much better than this」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)