その人形がメモを持っていることに気づいたという。そのメモにはこう書かれていた。
「親愛なる新しいオーナーへ。私を解放してくれてありがとう! 私の名前はエミリーです。前のオーナーは1961年にこの家に住んでいました。私は彼らが好きではなかったので、彼らには去ってもらいました。歌って騒いでばかりでうんざりでした。私が決めた彼らの死に方は刺殺です。だからあなたがナイフを持っているといいですね。よく眠れることを願っています。」
背筋の凍るようなメッセージのことをジョナサンさんは友人らに話すと、物件を売りに出して引っ越すように言われたという。
しかし当のジョナサンさんは落ち着いており、こう述べている。
「友人の中には家を売りに出して引っ越せと言う人もいますが、私はただの笑い話だと思っています。正直言って全てがおかしかったです。私も全く同じことをするでしょう。」
さらに「メモには前のオーナーが住んでいたのは1961年と書かれていましたが、不動産会社に案内してもらった時、キッチンは4、5年前に造られたものと聞きました。メモの紙もあまり古いものには見えず、比較的最近のもののようで、その時に置いたのではないかと思います」と明かした。
友人たちの意見とは裏腹に冷静なジョナサンさんは、この出来事を面白がっているようだ。
画像は『Liverpool Echo 2021年9月19日付「Teacher knocks through wall and finds ‘something staring at him’」(Image: Jonathan Lewis)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)