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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】泥まみれのタワシ? 救出されたハリネズミの見事なビフォーアフター(英)

その姿はタワシと言われても違和感がないほどだった。

そして30分以上かけてシンクで丁寧に泥を落としてもらったクレイラは、見違えるほどキレイな姿になった。寒さで体を丸めた洗浄前の姿と比較すると、泥だらけの姿がクレイラであることがよく分かる。

泥を落としてもらい一安心な様子(画像は『The Sun 2021年8月27日付「HEDGECLOG Hedgehog saved from sticky situation after getting totally encased in clay」(Credit: Esther Chant/ Magnus News)』のスクリーンショット)

今後、クレイラは近くの庭へ返される前に、健康であることが確認されるまで保護施設で過ごす予定だという。

エスターさんは今回の救助について「クレイラが授乳中でなくて本当に良かったです。同じ状況に置かれた人は新たな場所へハリネズミを移動させてしまうこともありますが、それは誤った対処法です。その子供の死の原因となってしまいますから」と話しており、ハリネズミ救出の際にはハリネズミの保護団体や動物病院に相談してほしいと訴えている。

ロンドン周辺では野生のハリネズミが棲みついており、以前より数は減っているものの現在は100万匹ほどが生息しているそうだ。

「ハリネズミが生息するのは地方の森や原っぱだけだと思っている人もいますが、残念ながらそうではないのです。民家の庭のフェンスに空いた穴は“ハリネズミ・ハイウェイ”(通り道)となり、繁殖できる場所となります。」

見事なビフォーアフターの姿(画像は『The Sun 2021年8月27日付「HEDGECLOG Hedgehog saved from sticky situation after getting totally encased in clay」』のスクリーンショット)

なお今回のような事故が再び起きないように、作業員たちは穴の底から外にかけてスロープのように板を設置したという。

画像は『London Colney Hedgehog Rescue 2021年8月24日付Facebook「A busy day off work today!」』『The Sun 2021年8月27日付「HEDGECLOG Hedgehog saved from sticky situation after getting totally encased in clay」(Credit: Esther Chant/ Magnus News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

クレイラが転落してしまった工事現場(画像は『London Colney Hedgehog Rescue 2021年8月24日付Facebook「A busy day off work today!」』のスクリーンショット)

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