海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】サッカーの試合中、犬が乱入しミラクルセーブ「この場合のルールってどうなるんだ?」(スコットランド)<動画あり>

ロス選手はこのように振り返っている。

「実はゴールする前から犬がいると気付いていたんだけど、ゴールの裏側にいると思っていたんです。」

「チームメイトのウィリアム(William)からパスが飛んできた時に犬はゴールの隅にいて、僕がシュートを放った瞬間にゴールの内側へ犬が飛び込んできたんだ。犬がボールを追いかけていたのかは分かりません。すでにボールを蹴ってしまっていたから犬に当たらないことを祈ったけど、ダメでした。」

仲間からボールをもらって独走したが、犬にゴールを阻まれてしまうことに(画像は『Ferguslie Star A.F.C 2021年8月26日付Twitter「Barkas finally makes a save」』のスクリーンショット)

犬がいなければ確実にゴールに入っていた位置であり、このハプニングには観客や選手から怒りの声もあがったが、飼い主の男性は犬とともに立ち去ったという。そして審判はゴールを取り消し、この状況を“競技規則に規定されていない理由で審判が試合を止めた時”に適用されるドロップボールとして扱い、試合は再開された。

ロス選手は「引退の兆しがあるとすれば、今回のことがそうなのかもしれません」と大きく肩を落としているが、ネット上にこの動画が投稿されると「素晴らしいセーブだ」「審判もこの状況を判断するのは大変だっただろうね」など笑いやジョークのコメントが届いており、多くの人が今回のハプニングを楽しんでいた。

なお現在、ゴールキーパーとなる選手を探しているというヴェイル・オブ・レヴィンAFCは、乱入した犬を非公式だが“最優秀選手”に任命した。

同チームのコーチであるポール・スコットさん(Paul Scott)は「もうすぐ45歳になりますが、これまでずっとサッカーをしてきて、こんな光景は見たことがありません」と述べたうえで、笑いながらこう明かしている。

「ハプニングが起きた瞬間には、誰もが『この場合のルールはどうなるんだ?』と考えるかのように立ち尽くしていましたよ。ゴールしていれば3-1で点差をさらに広げられていたし、恐らく試合は相手の勝利で終わっていたと思います。」

「皮肉にも、私たちは今どうしてもゴールキーパーを必要としています。この日はこの犬が代わりになってくれたようですね。」

最終的に逆転勝利を収めた同チームは、チーム写真撮影の際にこの犬も一緒に写ってほしいと考えており、現在は飼い主を探しているという。

画像は『Daily Record 2021年8月27日付「Scots footballer ‘hanging up his boots’ after goal blocked by runaway dog – who has been offered job」(Image: Ferguslie Star AFC)』『Ferguslie Star A.F.C 2021年8月26日付Twitter「Barkas finally makes a save」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

すぐに飼い主のもとへ走って戻った犬(画像は『Ferguslie Star A.F.C 2021年8月26日付Twitter「Barkas finally makes a save」』のスクリーンショット)

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