ヘンリー王子夫妻が王室離脱後の数か月間、チャールズ皇太子から多額の金銭援助を受け取っていたことが判明した。王子はオプラ・ウィンフリーのインタビューに出演した際、4月にあたる第1四半期に「家族から経済的に断絶された」と明かしていた。しかし報告書によると、送金があったのは王室離脱後から同年夏までだったと記載されている。
クラレンス・ハウスの年次財務報告書が英時間23日に発表され、チャールズ皇太子がヘンリー王子夫妻とウィリアム王子夫妻に総額450万ポンド(約6億9600万円)を送金していたことが明らかになった。ヘンリー王子に支援した期間は夫妻が2020年3月末に王室離脱後、移行期間に入った最初の4か月にあたる。
これらはヘンリー王子夫妻とウィリアム王子夫妻への活動資金として記載されており、通常は兄弟間で分配される。バッキンガム宮殿の情報筋は『The Sun』の取材に対し、ヘンリー王子夫妻に割り当てられた正確な金額についてのコメントを拒否したという。
クラレンス・ハウスのシニア広報担当者は、チャールズ皇太子は「ヘンリー王子夫妻の移行を支援するために、多額の資金を提供した」と話し、このように説明した。
「2020年1月にサセックス公爵夫妻が公務を行う王室ファミリーから離脱すると発表した際、『経済的に自立することを目指して努力する』と話したのは記憶に新しいところです。その資金は昨年の夏に途絶えてしまいました。夫妻は現在、経済的に自立しています。」
ヘンリー王子はオプラ・ウィンフリーのインタビューに出演した際、