ヘンリー王子・メーガン妃夫妻が王室離脱後12か月の移行期間が終了後、さらに移行期間の延長を希望し王室からの後援を要望する見込みだという。夫妻は王室離脱の試用期間として与えられた1年が過ぎた後、今後の夫妻の役割について王族側と再検討会議を行うことで同意している。夫妻は王室から経済的に独立するため米国で豪邸を購入、「Netflix」や「Spotify」との大型契約を結んだにもかかわらず、今後も王室とのつながりを維持したいと望んでいるようだ。『The Sun』などが伝えた。
今年3月31日をもって正式に王室離脱したヘンリー王子&メーガン夫妻だが、その移行期間が来年3月末で終了する。今年1月にエリザベス女王が開催したサンドリンガムでの会議で、王室離脱後12か月間は移行期間とし、期間終了後には再度会議で現状を検討するとの結論が出た。ヘンリー王子夫妻が王室へ戻りたいと望んだ際、その道を残しておくための配慮だったと見られている。夫妻は公式ウェブサイトで、この結論に同意したことを正式に伝えていた。
王室離脱後、夫妻は6月に全米屈指の超高級エリア、サンタ・バーバラで1465万ドル(約15億2千万円)の豪邸を購入。9月には映像ストリーミング配信大手「Netflix」と、12月にはオーディオストリーミングサービス「Spotify」と複数年契約を締結した。
『The Sun』によると、ヘンリー王子夫妻は米国で商業的な大型契約を結んだにもかかわらず、移行期間終了後も王室からの後援を受けることを要望する見込みという。
英王室伝記作家アンドリュー・モートン氏は、同メディアの取材に応じ「新型コロナウイルスの規制が許す限り、ヘンリー王子夫妻は英国に帰国したいと望んでいる」として、