「ヒップ・ヒップ・フーレイ！」と喝采して王配への敬意を示した。その後マスク姿のキャサリン妃がフライトシミュレーターの座席に座り、飛行スキルを披露。ウィリアム王子は「僕はハンドバッグを持たせてもらうよ」とジョークを交え、後ろでその様子を眺めていた。

続いて夫妻は、士官候補生達によるチームビルディングとリーダーシップの演習を見学した。ロープで消火器やテディベアなどを移動させる様子を見たウィリアム王子は「あれは、誰のテディベアなの？」と冗談ぽく言い、若い士官候補生達に質問を投げかけた。

「君達が組織に参加した時、友達はどう思った？　皆さんは将来、空軍で働くことを考えているのかな？　カデッツに入った時、そのようなことは考えた？」

1人の少年が「最初は考えていませんでしたが、今は働きたいと思っています」と答えると、王子は「面白いね。君の気持ちを変えたんだから」と言い、青年達にこう語っている。

「他の人よりも、有利なスタートを切っていると思わないかい？　満足感を得られるんだ。君達の友人や仲間はカデッツが提供する価値を理解しているかな。一番難しいのは参加することだ。何が起こるか分からないからね。君達は人として大きく変化し、もの凄く成長したんじゃないかな。」

画像は『Duke and Duchess of Cambridge　2021年4月21日付Instagram「Paying tribute to The Duke of Edinburgh, who served as Air Commodore-in-Chief of the Air Training Corps for 63 years ＠aircadets.」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　寺前郁美）