エディンバラ公フィリップ王配が崩御したことを受け、ウィリアム王子は会長を務める第74回英国アカデミー賞(BAFTA)授賞式への出席を辞退した。英時間10日と11日に開催される式典では、事前に録画した王子の対談やビデオ通話によるスピーチが流される予定だった。
英国アカデミー賞を主催する英国映画テレビ芸術アカデミー(British Academy of Film and Television Arts, BAFTA)の会長を2010年2月から務めるウィリアム王子が、今年の同授賞式への出席を辞退することが伝えられた。
同アカデミーは声明で「エディンバラ公が逝去されたことを受け、ケンブリッジ公爵はBAFTAの番組には出席しないことになりました。英王室の皆様には心よりお悔やみ申し上げます」と述べている。
現地時間9日にウィンザー城で静かに息を引き取ったフィリップ王配(享年99)は同アカデミーの初代会長に就任し、1959年から1965年まで務めていた。
現在の会長であるウィリアム王子は毎年、キャサリン妃を伴って英アカデミー賞授賞式の式典に出席している。今年は現地時間10日と11日にロンドンのロイヤル・アルバートホールで開催されるが、パンデミック中のため王子のみがリモート出演する予定だった。
ウィリアム王子はコスチュームデザイナーのジェニー・ビーヴァンとメーキャップ&ヘアデザイナーのシャロン・マーティンとの対談を事前収録し、