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writer : ac

【海外発!Breaking News】髄膜炎で手足の一部を失った女性「傷痕は隠さない」「パラリンピックで金メダルを目指す」(伊)<動画あり>

退院後すぐにカヤッククラブに参加し、「水の中では障がいを持っていることを感じない」と水泳も始めた。そして2014年にはソチで開催された冬季パラリンピックにスノーボードで出場し、2016年はカヤックでリオデジャネイロでのパラリンピックに参加した。

また2017年にはトライアスロンを始め、同年に開催されたパラトライアスロンワールドカップを含む2つの大会で金メダルを獲得した。次々に新しいことに挑戦してきたヴェロニカさんは現在、1週間に5回はプールで泳ぎ、週に5~6回は自転車に乗り、週2回はランニングをし、3度目となる東京パラリンピックに向けて練習を重ねている。

2019年にスイス・ローザンヌで開催された世界トライアスロン選手権で(画像は『Veronica Yoko Plebani 2019年9月2日付Instagram「Tanta felicità, tante lacrime e soprattutto una soddisfazione incredibile che mi ha fatto dimenticare completamente di tutta la fatica!」』のスクリーンショット)

ヴェロニカさんは「スポーツは私に自信を与えてくれたわ。私はプロのアスリートになったの。これまでは趣味でしかなかったスポーツが、今では私の日常になった。だから病気に感謝しなくちゃいけないと思う」と語り、夢や自分自身についてこのように続けた。

「2度のパラリンピック出場は、私の最大の業績よ。私の夢はこれからの10年で、パラリンピックで金メダルを獲ることなの。髄膜炎にかかったからといって、立ち止まってしまうことはないわ。私の傷は強さの証。私は髄膜炎によって強くなり、自分自身を表現できるようになった。そしてそんな自分を誇りに思っているの。」

「だから同じように病気と闘う人々にはこう伝えたい。『スポーツをしたり、自分が強くなれることに挑戦し、真の自分を見つけて欲しい』とね。」

画像は『Veronica Yoko Plebani 2019年4月4日付Instagram「EQUAL REPRESENTATION!」、2018年10月27日付Instagram「Nothing is impossible」、2020年12月10日付Instagram「I am proud to join #TeamCiti.」、2019年9月2日付Instagram「Tanta felicità, tante lacrime e soprattutto una soddisfazione incredibile che mi ha fatto dimenticare completamente di tutta la fatica!」、2020年6月23日付Instagram「@alessandro_obinu mi ricorda di una bella giornata uggiosa passata insieme ai giardini margherita」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

「自分を誇りに思う」と語るヴェロニカさん(画像は『Veronica Yoko Plebani 2020年6月23日付Instagram「@alessandro_obinu mi ricorda di una bella giornata uggiosa passata insieme ai giardini margherita」』のスクリーンショット)

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