周囲にいた人たちは今回の出来事に驚いたという。
ジャマンさんもこのことを知っていたようで「クロヘリメジロザメがこんなに近くまで寄ってきて魚を奪うなんて、とてもレアなこと」と話している。当時ジャマンさんが撮影した水中の写真には銛とその先にサメが写っているそうだが、水の透明度が低くほとんどその姿は見えない。この状況ではサメに気付かなくても無理はないだろう。
ジャマンさんは「楽にエサをゲットしたかったのか、サメは僕ではなく魚だけを狙っていたので、腕を食べられなくて本当にラッキーでした。この経験は世界でも数えるほどの人数しかいないと思います。魚を失うだけで済んでよかったです。たまたまカメラで撮影していましたが、もし映像が無ければきっと怖い気持ちが残っていましたね」とコメントしている。
恐怖の体験をしたのにもかかわらず、ジャマンさんは再び海に戻って漁をしたいと明かしており、現在は壊れてしまった銛を新しいものに買い替えようと考えているそうだ。
画像は『7NEWS.com.au 2021年2月5日付「Dramatic moment shark attacks teen before dragging him 20 metres through water」(Credit: Supplied/Jahmon Wilson/Supplied/Jahmon Wilson)(Credit: Jahmon Wilson/Supplied/Jahmon Wilson)』『LADbible 2021年2月4日付「Video Captures Shark Almost Biting Teen’s Hand Off While Spearfishing」(Credit: Pen News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)