メディアにも取り上げられるようになった。
ケイティさんは、このマタニティフォトを企画した背景には「人々にもっと動物愛護への関心を持ってほしい」「もう一度自分のペットへの扱い方を思い返してほしい」という目的があったと明かしており、このように語っている。
「道端で妊娠してしまった“リリー・メイ”が保護されたのは、本当に幸運なことでした。」
「もしそのまま出産していたら、寒さや病気によって子犬たちが生き残ることはできなかったかもしれません。」
「この撮影は私のアイデアで、一度やってみたいと思っていました。面白そうでしょ? 近くの公園で撮影しましたが、良い写真になりました。“リリー・メイ”も楽しんでいたようです。」
「深刻な野良犬問題に対して、この試みが多くの人の関心を引くことを願っています。とくに100万匹の野良犬を抱えると言われるヒューストンではね。」
正規職員として教師をしているケイティさんは、地域の野良犬たちに温かい家庭を見つける活動を時間を見つけては続けてきた。これまでにケイティさんに救われ、新たな居場所と家族を見つけた犬は2014年から数えて195匹にも上るという。
この撮影の後、11月14日に“リリー・メイ”は無事に元気なオス7匹とメス1匹の子犬を出産した。子犬たちは現在すくすくと元気に育っているという。
シャウナさんはマタニティフォトに引き続き、生まれた子犬たちの愛らしい姿も撮影しており、11月27日にその写真をFacebookに公開している。
子犬たちは十分に大きくなってから新しい家族を見つける予定とのことだ。
画像は『Caitie Evers 2020年11月11日付Facebook「Lily Mae is a LITTER excited to announce she’s expecting some little ones any day.」』『Metro 2020年12月15日付「Pregnant golden retriever enjoys maternity photoshoot to celebrate being rescued off street」(Picture: @shaunakiely_photography)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)