マタニティフォトは欧米ではもちろん、最近は日本でも人気が高まっている。このほどアメリカで、妊娠中の野良犬を保護し新たな飼い主になった女性が「人々の動物愛護に対する意識を高めたい」と愛犬のマタニティフォトを撮影した。大きなお腹で愛らしくポーズを決める母犬の姿が「美しい」と話題を呼んでいる。『Mirror』『Metro』などが伝えた。
米テキサス州のヒューストンで教師として働くケイティ・エバーズさん(Caitie Evers)は長年、野良犬や捨て猫など動物の保護活動を行ってきた。11月初旬のある日のこと、大きなお腹を抱えてさまようゴールデン・レトリバーが目に留まった。
この妊娠中の野良犬を保護したケイティさんは「安全な環境で出産に臨めるように」と新たな家族として迎え入れ、“リリー・メイ(Lily Mae、1)“と名付けた。
実はあるアイデアがずっと頭にあったというケイティさん。「面白そうだし、一度やってみたかったの」と友人で写真家のシャウナ・カイリーさん(Shauna Kiely)の協力を得て、“リリー・メイ”の妊娠中の姿を写真に収めることにした。
赤いロングスカートをはいて頭に花輪をのせた“リリー・メイ”は母性溢れる優しい表情を見せ、ポージングも完璧である。
いくつかの写真にはケイティさんも一緒に写っており、中には可愛らしい表情の子犬が写った“偽物のエコー写真”を手にしたユニークな1枚も。撮影会はアイデア満載の楽しいものになったようである。
ケイティさんは11月11日にFacebookを通じ、これらの写真を投稿するとともに動物の救命・保護活動を行う非営利団体「Chip N Snip」への寄付を募った。すると美しい“リリー・メイ”のマタニティフォトは大きな反響を呼び、