海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】170万円の見知らぬ引き落としに愕然 3か月後に6歳息子のゲームアプリ課金と判明(米)

「引き落としの金額は詐欺ではなく、ジェシカさんが物品を購入したことによる正当な請求」と言われてしまったのだ。

これによりジェシカさんは請求先のApple社へ連絡することとなり、そこで引き落とし請求の詳細リストを確認して唖然とした。リストには「ソニックフォース」の文字があり、ここで初めてジョージ君が原因だったことを悟った。

ソニックフォースはゲームアプリのダウンロードは無料だが、ゲームを有利に進めるためのアイテムを購入すると課金される仕組みになっている。ジョージ君はiPadでソニックフォースを楽しんでいる最中に、有料のアイテムを多数購入していたことが判明した。

ジェシカさんはApple社に返金を求めたが、残念なことに「請求から60日以内に連絡がない場合は、返金に応じかねる」という対応だった。それでも彼女は諦めず「3月から9月まで収入がなく住宅ローンを支払えなくなる」と訴えたが、Apple社から「iPadのアプリ内課金の制限設定をするべき」と言われてしまい、返金には応じない姿勢だったという。

ジェシカさんはメディアのインタビューに応じ、「私が60日以内に連絡しなかったのは、銀行に『詐欺の可能性がある』と言われたからなんですよ。私はAppleとPayPalが一番の詐欺なんじゃないかと思ってます」と怒りを見せている。

一方のジョージ君は、頭を抱えるジェシカさんに「ママ、僕がちゃんとお金を返すからね」と無邪気に話したそうだ。そしてジェシカさんは、他の親たちに向けて次のように警告している。

「アプリ内課金の制限設定を確認してください。私はゲームアプリのためにこんな設定があったなんて知りませんでした。というかAppleのデバイスが、今回のようなことが起きないように事前に制限設定されていないことに愕然としています。」

画像は『New York Post 2020年12月12日付「This 6-year-old racked up $16K on mom’s credit card playing video games」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

ジョージ君のお気に入りゲーム「ソニックフォース」(画像は『New York Post 2020年12月12日付「This 6-year-old racked up $16K on mom’s credit card playing video games」』のスクリーンショット)

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