イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-c-emma

【イタすぎるセレブ達】バックストリート・ボーイズのメンバー、依存症克服のきっかけは娘からの一言だった

「2年間のうちの大半は、太陽を見ることさえなかったよ。日が昇る頃にベッドに入って、日が沈んだ頃に起きる。これが僕の通常スケジュールだったんだ。」

と続けた。「バックストリート・ボーイズ」のツアー真っ只中にもこうしたライフスタイルを続けていたA.J.、時には酩酊状態でステージに立つこともあったそうで、そんな彼の変化をバンドメンバーや家族も敏感に察知したようだ。アルコールの匂いをプンプンさせて帰宅しては、妻ロシェルさんと口論を繰り広げる日々。そんな暗い闇の中にいた彼を更生の道に導いたのは、3歳の次女リリクちゃんによるこんな一言だった。

「ダディの匂いじゃない。」

率直に拒否感を露わにする我が娘の言葉にハッとさせられたA.J.は、

「あのとき目が覚めたんだ。僕にとって、実の娘に『父親の匂いじゃない』って言われることほどどん底なことはないからね。」

と当時の心境を明かしている。

妻と2人の娘達に支えられて(画像は『AJ McLean 2020年9月14日付Instagram「Knowing I have this support system cheering me on from home means the world.」』のスクリーンショット)

そんなA.J.はこの10か月、アルコールやドラッグもきっぱり断っているとのこと。現在は人気ダンス番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』で、毎週華麗なダンスムーブを披露しお茶の間に新たな魅力を届けている。自身のInstagramでは、毎週声援をおくってくれる妻や娘達の様子をアップするとともに、長年自分に寄り添いサポートし続けてくれるファンに対しても

「いつも応援してくれて、そして僕の人生を愛情溢れるものしてくれてありがとう!!!」

と感謝の気持ちを綴っている。このコメントには、バンドメンバーのニック・カーターをはじめ多数のファンが「いいね!」を付けており、依存症克服に向けてA.J.が多くの人々に支えられていることがうかがわれた。

画像2、3枚目は『AJ McLean 2020年9月2日付Instagram「So excited for this new journey to begin.」、2020年9月14日付Instagram「Knowing I have this support system cheering me on from home means the world.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

20年前のバックストリート・ボーイズ、A.J.マクリーン(右から2人目)は当時22歳

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