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writer : yukke

【海外発!Breaking News】シベリアトラに襲われた飼育員が死亡 営業再開したばかりのスイスの動物園で

今回の事故について「亡くなった飼育員とそのご家族に対し深くお悔やみを申し上げます」と述べたが、一方で「トラは小屋に入ってきた者は自分の縄張りへの侵入者以外何者でもありません。イリーナの反応はあくまで本能的に自然なこととも言えます」とトラの本能的な反応として起こり得ると話している。イリーナは現在、事故現場とは別の飼育場に移されているが、動物園では「イリーナにとくに影響はない」「今回の件でイリーナを安楽死させる予定はない」と表明した。

事故を受けてチューリッヒ動物園は翌日に閉園したが、数日前にロックダウンの解除を受けて営業再開したばかりであった。

なおシベリアトラは『ナショナルジオグラフィック』によると、体長3m(10フィート)以上、体重272kg(600ポンド)以上にもなるネコ科としては最大級の動物という。2017年にはロシアの動物園で、シベリアトラに襲われた飼育員が重傷を負っている。

ちなみにチューリッヒ動物園では昨年12月、ミンドロワニ(Philippine crocodile)が清掃のため飼育場に入ってきた飼育員の手に噛みつき、離さなかったことからワニを射殺していた。

画像は『The Sun 2020年7月5日付「TIGER ATTACK Tiger grabs female keeper, 55, by neck and mauls her to death in front of small child at Zurich zoo」(Credit: EPA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)

事故を受けて一時閉鎖されたチューリッヒ動物園(画像は『The Sun 2020年7月5日付「TIGER ATTACK Tiger grabs female keeper, 55, by neck and mauls her to death in front of small child at Zurich zoo」(Credit: EPA)』のスクリーンショット)

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