海外発!Breaking News

writer : flynn

【海外発!Breaking News】動物園で惨劇。ライオンの檻に30代男性が自ら飛び込む。(南ア)

南アフリカのイースト・ロンドン動物園で、ショッキングな事件が起きた。男性が自ら柵を越えてライオンの檻に入り、2頭のライオンに食べられてしまったのだ。

イースト・ロンドン動物園にはおよそ300種の動物がおり、動物の保護やナイトサファリなどに力を入れている。4月28日の朝10時、いつものようにライオンに餌をやりに来た飼育員は、ライオンに食べられた無残な男性の遺体を発見した。

この男性は身元が分からず、年齢が30から35歳ということしか判明していない。監視カメラによると、男性は開園時間の朝9時頃に1人で入園。入場料を払い園内を歩いていたが、ライオンの檻の前まで来るとフェンスをよじ登って自らライオンの餌食となった。カメラの様子や目撃情報では、男性の行動に不審な点は見られなかったという。通報を受けて警察官らが駆けつけたものの、ライオンはかなり興奮しておりすぐに檻の中へ入ることは不可能であった。体中に無数の傷がある男性の遺体は、檻の外からでも確認できたそうだ。

事件発生後、動物園はすぐに閉園となった。職員らは、男性が2頭のライオンに襲われている監視カメラの映像を見て涙を流したという。

男性が簡単に柵を越えたことを受けて、Facebookには「子供が多く訪れる動物園なのに、安全対策が手ぬるい」という非難の声が多数見られた。これに対して動物園側は、「国の法律で定められた安全対策は行っており、警告表示を無視して危険な場所に自ら飛び込んでしまったことは残念でならない」とコメントしている。

※ 画像はtimeslive.co.zaのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)