スペインの動物園で、男性が突然ライオンの檻に飛び込むというとんでもないアクシデントが発生した。たまたま他の客がビデオを回しており、公開された動画が人々を震撼させている。
このほどスペインの「バルセロナ動物園」で男性が柵をよじ登って自らライオンの檻に飛び込み、体を何か所も噛まれるなど瀕死の重傷を負った。柵は頑丈なつくりで動物園側の非を問う声はないもよう。男性は階段状になっている檻の上部でライオンを威嚇するも、あっという間にライオンに体をくわえられて引きずり降ろされ、ほかの見学客がスタッフに助けを求め消防隊員が到着。ライオンめがけての強力な放水が行われたが救出には30分を要し、男性は深刻な怪我を負って「バル・デブロン病院」に救急搬送された。
男性は動物園に単独で訪れ、ナチスのかぎ十字をつけたアーミースタイルで目立っていた。Justo Jose MPとEl Paisという2つの名を使い分け、逮捕歴もある45歳のネオナチ運動家であることがその後に分かったという。こちらは7日、『World News』さんが“Man Mauled by Lions at Barcelona Zoo”というタイトルでYouTubeに投稿した問題の映像だ。回復を待って詳しい動機などの調査が始まるものとみられている。
※ 画像はYouTubeのサムネイル。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)