エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】小籔千豊がMCで“渡部”いじり 大切な人とリモートで会うNHKの番組で笑いを誘う

夏になれば本来は帰省して久々に家族と顔を合わせるのも楽しみだが、コロナ禍で「密」を避けねばならず思うようにはいかない。そんななか離れた家族をリモートでつなぐテレビ型キャラクター「てれポ」を駆使して新スタイルの番組をNHKが制作した。MCを務めたお笑い芸人の小籔千豊はリモートで進行する環境にあってほのぼのとしたトークを引き出し、終盤ではまさかのひと言で笑いを誘った。

NHK総合で7月27日19時30分から放送された「つながり×深まり」番組『夏だ!てれファミリー』で企画・総合演出を手掛けた阿部修英さん(テレビマンユニオン)は、『テレビマンユニオン』公式サイトに掲載したコメントで、テレビマンが一度は直面する「なぜいまこれをやるのか?」「なぜいまこれをみないといけないのか?」との問いに今回ほど明確な答えを得られた番組はないと明かしている。その答えとは「今しかない今、会いにいく」ためにやるのであり、「その出会いは今しか見られないもの」だからというものだ。

さらに阿部さんは、MCを担当した小籔千豊からナレーションに込めた駄洒落に対して「そんなのいらんねん」とシビアに突っ込まれたエピソードに触れつつ、日本中をつないだ収録後には「ほんまにええもん見させてもらいました」としみじみ言われたことを振り返っていた。

小籔千豊は吉本新喜劇の座長であり、バンド・吉本新喜劇ィズやジェニーハイでドラムを担当するなど多才である。俳優としてもドラマに映画と数々の作品に出演しており、最近では今年1月期に放送されたTBS系日曜劇場『テセウスの船』で宮城県警のキャリア監察官・馬淵役を務め、憎たらしい演技が話題になったものだ。

『夏だ!てれファミリー』はスタッフが「てれポ」を持って遠方で暮らす家族や「大切な人」を訪ね、

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