嵐のリーダー・大野智と吉本新喜劇で座長を務める小籔千豊が2月24日放送のバラエティ番組『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)で共演した。番組のコーナー“隠れ家ARASHI”で大野がマスターとなり、小籔をゲストに迎えて「関東人が知らない、吉本新喜劇の世界」をテーマにトークを楽しんだ。
今年で59周年となる吉本新喜劇は、年間公演回数が1500回以上という。小籔から「365日、なんばグランド花月は開いてまして、昭和天皇が崩御された時だけお休みしました」「阪神淡路大震災があった時も公演はやってました」と聞いて大野も「うわ、すごいな」と実感していた。
その吉本新喜劇の座長に就任して13年目となる小籔が「根回しを絶対に忘れるな」とリーダー論を話す。大先輩の芸人たちと話して「やりたいことをやらんかい」と共感を得て下地を作っておけば、斬新なことにチャレンジする道が拓けるというものだ。
次に大野が自身の体験から「しめの挨拶だけは頑張れ!」とリーダーとしての心構えを示すと、「まったく一緒! 分かります!」と小籔も共感する。
嵐ともなれば数百人の関係者を前に挨拶することが度々あり、メンバー5人のうちリーダーの大野は最後に順番が回ってくる。事前に話すことを考えていても2人目、3人目でほとんど同じことを話されて困ってしまうのだ。
「一回、最初に松潤が全部言っちゃったことがあり、あとの4人がマジかという顔をした」と明かす大野。今では話すことが無くなっても「じゃあここは三本締めで」と締めるやり方を覚えたという。
それでも、上手くしゃべれない時には「噛んだりしたら、ちゃんとつっこんでくれるメンバーがいて良かった」と感謝するのだった。
トークが盛り上がった後、小籔が一昨年に始めたプロジェクトによるバンド「吉本新喜劇ィズ」を紹介した。
メンバーは小籔千豊(ドラム)をはじめ宇都宮まき(ボーカル)、松浦真也(ギター)、金原早苗(キーボード)、爆乳三姉妹(コーラス)そしてチャットモンチー福岡晃子(ベース)からなる。
まずは爆乳三姉妹(服部ひで子・森田まりこ・岡田直子)がショートコントを披露、とにかく「爆乳ーー!」と叫んで落とすネタが続き、大野を苦笑させた。
やがてバンドの準備が整うと、