4月25日放送の『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)にリモート出演したお笑いタレントのビートたけしが、「ひどく疲労しているようだ」と心配する声がネット上で相次いでいる。先週の放送で3月29日に亡くなった志村けんさんについて「何もこれ(新型コロナウイルス)で逝かなくていいのにって感じだけど」とその死を悼み、自身もかなりの精神的ダメージを受けたことを明かしていたビートたけし。最近は以前よりもさらに外に出ることを止め、人と口をきかないようにして暮らしているという。
番組冒頭、安住紳一郎アナウンサーから「今日で7都府県に緊急事態宣言が出されてから19日目、全国に出されてから9日目ですが、生活はどうですか?」と感想を求められたビートたけしは、「初めは大変でそのうち慣れて、今はダレちゃって、もうどうでもよくなっちゃった」、「ヘタするともう芸能界引退かなって思っている」と鬱を通り越して、やけっぱちになっていると語った。以前ならたけし独特の“毒舌”発言と視聴者は受け取り、本心では無いだろうと軽く受け流す人が多かったかもしれない。しかし4月11日放送の同番組で、お笑い芸人として尊敬していた志村けんさんの急死を受けて「ちょっとねぇ…鬱になっちゃって、ノイローゼになっちゃって」と塞ぎ込んだことをたけしは明かしていたことから、志村さんの死が相当なダメージを与えたことは間違いないのだ。あまりのたけしの落ち込みように、安住アナが「頼りないですけど、私たちもいますので…頼ってください」と声をかけたほどであった。
志村さんが亡くなってから間もなく1か月になるが、