怒りの気持ちをあらわにした。

「私は、NHSの病院で働いています！」
「私は毎日仕事に行き、国民をサポートすることを何年も続けています。あなたが一日中私を監視することに時間を潰している間もです。多分、あなたは“フルタイムの母親”として雇われていると主張するのでしょうけど。」
「どうして私のところに直接来て、何をしているかと尋ねなかったのですか？　そうすれば、私がNHSの病院で働いていると分かったのに。」
「今の時期、一体どうして私が制服を着て仕事に行き来するというのですか？　すべての医療スタッフが制服を着なくてはならない、というわけではありません。」
「もしこのメッセージがあなたに届いたら、自分自身が全くの愚か者だってことに気付くことを願うわ。それから他人におせっかいを焼く前に、一度考え直すべきだってこともね。」

この手紙を見つける前の金曜日、サムさんは12時間にも及ぶ長時間の勤務を終えたばかりだった。現在英国はロックダウン中だが、医療従事者、店員、配達員、ごみ収集員、工場従事者、教師など多くの“キーワーカー”達がこれまでと変わらず働き続けているのだ。毎週木曜日の午後8時には国民が玄関先に出て大きな拍手を捧げ、医療従事者に感謝の気持ちを伝えている。

画像は『Sam Halms　2020年4月6日付Facebook「I don’t usually post much personal stuff on social media but I’m hoping that sharing this on here will reach the idiot that left me this note on my car!」』『Metro　2020年4月10日付「Neighbour reports ‘selfish’ NHS nurse for driving to work every day」（Picture: Facebook）』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　寺前郁美）