エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】渡辺麻友『心のプラカード』はタイミングが良ければ『恋チュン』を超える名曲になれたか?

最近はメディアなどで耳にすることが少なくなったようだ。実は『AKB48第5回選抜総選挙』で1位に輝いた指原莉乃がセンターを務めた『恋するフォーチュンクッキー』(2013年8月21日発売)が大ヒットして世界的な『恋チュン』ブームが巻き起こり、その人気は翌年も続いたため『心のプラカード』が発売された当初は「『恋チュン』の二番煎じ」という声が聞かれたのである。

一方では名曲という評価もあり、時を経た今、こうして『心のプラカード』をじっくり聴くとリリースするタイミングが違っていたら『恋チュン』に並ぶ人気曲になったのではないかと惜しまれる。

『恋チュン』はそれほど存在感のあるナンバーで、当の指原莉乃もその後『AKB48選抜総選挙』で首位に立ち『ハロウィン・ナイト』(2015年8月26日)、『LOVE TRIP/しあわせを分けなさい』(2016年8月31日)、『#好きなんだ』(2017年8月30日)とセンターを務めているが、やはり『恋チュン』人気には及ばない。

そんななかAKB48の42枚目シングル『唇にBe My Baby』(2015年12月9日)にカップリングされた山本彩のセンター曲『365日の紙飛行機』が、NHK連続テレビ小説『あさが来た』の主題歌に起用されたこともあって大ヒットした。シングル表題曲でなくとも『恋チュン』に迫る人気曲となったのだから分からないものである。

指原莉乃は「アイドルを卒業してからも『恋チュン』を歌って食べていく」と冗談まじりに話していたように、彼女にとっての代表曲でもある。渡辺麻友も歌う機会があれば、数ある持ち歌のなか『心のプラカード』にはこだわってほしい。

画像は『渡辺麻友 2019年6月18日付Twitter「今さらですが、先日は土曜スタジオパークありがとうございました!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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